協会設立40周年記念式典・講演会・全国代表者総会 開催報告

平成26年6月2日
日本二分脊椎症協会

関係者各位
掲題の件、以下ご報告させていただきます。尚、開催に当たり関係者皆様から多大なるご協力・ご支援をいただき、誠にありがとうございました。

 

◆日時・場所

 ■日時 平成26年5月24日(土) 13:00~18:30
 ■場所 ホテル ゆうぽうと 〒141-0031 東京都品川区西五反田8-4-13

◆プログラム

第一部 13:00~14:00 6F芭蕉の間 全国大会・支部代表者総会(司会:谷村会長)

 ・代表者自己紹介
 ・平成25年度活動報告
 ・平成25年度会計報告(一般・特別)
 ・監査報告
 ・平成26年度役員選出
 ・平成26年度活動方針
 ・平成26年度予算案

第二部 14:00~16:00 6F芭蕉の間 記念講演会(司会:金井相談役)

 1.男性の性について ~不妊治療を中心に~
   山口大学大学院医学系研究科泌尿器科学分野 白石晃司先生
 2.女性の性について ~性行為と感染症他~
   女性成人病クリニック副院長 堀口雅子先生
 3.二分脊椎と葉酸~20世紀:治療体系確立、葉酸の発見、21世紀:二分脊椎の予防~
   津島リハビリテーション病院院長 近藤厚生先生

第三部 16:30~18:30 7F福寿の間 祝賀会(司会:金井相談役)

 開会式
 1.祝辞(松本先生、芳賀先生、鈴木信行元会長)
 2.乾杯(伊達先生)
 3.展示・企業ご紹介 リブドゥコーポレーション・コロプラスト株式会社・川村義肢東京本社
 4.フリータイム
 5.協会40周年を振り返る(金井相談役) 
 6.新しい手引きのご紹介(木原手引き改訂委員・前会長)
 閉会式・記念撮影

 昭和47年に二分脊椎症協会の前身として、大阪支部が立ち上がりました。その後、神奈川支部、兵庫支部と症者の多い地区で支部が立ち上がりました。2年後の昭和49年に全国にできた支部が結集し、全国組織となりました。それから40年の月日が経ちました。40周年を迎え、次世代の40年にどうつなげて行けるものか、会員の皆様と一緒に喜びをかみしめながら考えていけたらと思っています。

◆記念講演 先生のご紹介

白石 晃司(しらいし・こうじ)先生 プロフィール

白石先生
日本泌尿器科学会専門医、指導医、日本生殖医学会専門医、日本小児泌尿器科学会認定医など

平成07年:山口大学医学部卒業
平成13年:医学博士
平成16年-19年:アイオワ大学薬理学、泌尿器科
平成21年:山口大学泌尿器科
日本泌尿器科学会、日本生殖医学会、日本アンドロロジー学会、日本受精着床学会、日本内分泌学会、日本生殖内分泌学会、日本性機能学会、日本二分脊椎研究会、日本逆流性腎症フォーラム、American Urological Association, Society for the Study of Reproduction、American Society of Andrologyなど

 全カップルの6組に1組は不妊症です。女性の晩婚化が更に拍車をかけています。わが国では不妊症といえばまず妻が病院やクリニックを受診されるケースが大半です。したがって女性の不妊治療である人工授精や体外受精、顕微授精といった言葉は多くの人が聞かれたことがあるのではないかと考えられます。男性が原因であることは不妊症の約半分を占めます。精索静脈瘤や閉塞性無精子症などお薬や手術により治る病気も多く存在します。脊損や二分脊椎症の患者さんは精巣での精子形成は正常で勃起障害や射精障害のことが多く、お薬などを使って勃起や射精をしてもらったり、精巣から直接精子を採って顕微授精を行ったりします。適確な診断と治療により赤ちゃんを授かれるチャンスは十分にあるのですが、一般国民への情報不足や婦人科での女性に偏った治療が優先される結果、「不妊治療はしない」、「継続できない」、といった声をしばしば耳にします。不妊治療は夫婦二人で行うものです。女性の治療内容についても言及しながら男性不妊治療の現状と課題について述べたいと思います。

堀口雅子(ほりぐちまさこ)先生 プロフィール

堀口先生
1930年生まれ 
東京薬学専門学校卒・群馬大学医学部卒
東京大学医学部産科婦人科学教室にて研修。
三井記念病院、長野赤十字病院などを経て、
虎の門病院産婦人科勤務(1970~1990)。
虎の門病院(思春期外来)非常勤勤務(1990~2000)

その後、
女性成人病クリニック副院長・主婦会館クリニック勤務医。
主婦会館テイーンズカッフェ(ボランテイア・思春期その他相談)
「ティーンズカフェ:女の子のための体と心の相談室」の活動
www.aiiku.or.jp/aiiku/jigyo/contents/kaisetsu/ks0812/ks…
現在;思春期から更年期までの「からだとこころの問題」に関心を持ち、診療及び
   啓蒙活動(著書。講演:学校・保健所etc.)を続けている。
性と健康を考える女性専門家の会、名誉会長(ピルの解禁をきっかけに 1997,11,8、設立)
会員は医師・助産師・看護師・保健師・薬剤師・臨床心理士・教師・
主婦etc.

近藤厚生(こんどうあつお) 先生 プロフィール

近藤先生
1964年 岐阜県立医科大学卒業
1969年 名古屋大学大学院修了
1972年 University of Sherbrooke, Canada、
PhD大学院課程修了
1989年 名古屋大学助教授
1997年 小牧市民病院副院長
1998年 名古屋大学臨床教授
2006年 津島リハビリテーション病院院長
厚生労働省班研究
1.厚生労働省精神・神経疾患研究:11指9:「二分脊椎症の診断。治療・予防に関する研究」1999-2001年。班長:阿部俊昭
2.厚生労働省精神・神経疾患研究:14指-4:「二分脊椎症の診断。治療・予防に関する研究」2002-2004年。班長:阿部俊昭
3.厚生労働省精神・神経疾患研究:17指6:「二分脊椎症の発生病態と予防および総合医療に関する研究」2005-2007年。班長:大井静雄
4.厚生労働省科学研究・難治性疾患克服研究事業:二分脊椎の予防指針作成:二分脊椎の病因探索と葉酸情報の伝達システムの研究」2011年、主任研究員:近藤厚生

 この度、日本二分脊椎症協会が40周年記念大会を開催されるとのこと、衷心よりお慶び申し上げます。
1974年当時、小生は何をしていたのか振り返ってみました。69年から72年までカナダの大学に留学していました。帰国後、名古屋大学病院で泌尿器科医として勤務しつつ、色々な病気について研鑽を積み重ねていました。大学病院の近くには、中部労災病院と愛知県立身障者コロニー中央病院があったため、この当時から東海地方の二分脊椎の患者さんとその家族の方々と交流がありました。二分脊椎は脳神経外科、整形外科、泌尿器科などの協力で医療を推進する必要があります。山田博是医師(脳神経外科医)、沖 高司医師(整形外科医)などと連携と取りつつ治療方針を決定したことを思い出します。1985年にはこれらの同僚との共著で、学術書「二分脊椎の臨床」を医学書院から上梓することができました。
現在では患者の95%が使用している清潔間欠導尿法ですが、これは1972年に、米国の泌尿器科医ジャックラピデスが発表したもので、急速に一般の方々へ浸透していきました。日本においても、この治療手段の有効性が早い段階から認知され、1974当時にはいくつかの病院で患者さんに指導されていたものです。・・・・・その後早くも40年が経過したのですね。
本邦における二分脊椎の病因はごく最近まで不明のままでした。そこで私たちは日本二分脊椎症協会のご協力を得て、この点を解明することができました。この研究に参加いただいた多くの患者家族(母親)に御礼申し上げます。記念大会ではこの点について報告し、皆様のご意見を拝聴できればと考えています。

◆フォトアルバム


総会

総会

総会

白石先生

白石先生

堀口先生

堀口先生

近藤先生

近藤先生

質問

金井相談役

谷村会長

松本先生

芳賀先生

伊達先生

40周年を振替える

記念撮影

その他の写真は、会員ページにあります。

その他補足事項

◆記念式典パーティー参加費
 ●大人:6,000円
 ●小学生(6歳以上12歳未満):3,000円
 ●6歳未満:無料

◆宿泊費(希望者のみ)
 ●大人:8,500円
 ●小学生(6歳以上12歳未満):4,000円
 ●6歳未満:無料

 

以上